プログラム報告
新・地球人フォーラム~持続可能な社会へのメッセージ~
2008年10月25日、"DENSO YOUTH for EARTH Action~新・地球人プロジェクト~の集大成として、名古屋駅にほど近い、ミッドランドスクエアにおいて、「新・地球人フォーラム~持続可能な社会へのメッセージ~」が実施されました。当日は170名あまりの参加者が出席し、午後1時半に開会しました。
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開会後、徳田寬デンソー副社長の挨拶、環境省中部地方環境事務所長の市原信男氏による環境大臣挨拶の代読に引き続き、ユニバーサルデザイン総合研究所所長の赤池学氏による基調講演が行われました。
赤池氏は「持続可能な社会のために私たちがすべきこと」と題した一時間の講演の中で、キッズデザインの重要性が増してきていることや、昆虫に着目した人工物が増えてきていること、などデザインの専門家ならではの興味深い着目点でお話いただきました。特に、シルクが紫外線対策、微生物対策として着目されていること、アワフキムシに着目して開発された泡による超節水風呂の話は興味深いものでした。
休憩を挟んで行われた学生の発表がこの日のメインイベントです。発表者はチュラロンコン大学のナリサラさん、東京大学大学院の臼杵さん、カセサート大学のスジャータさんの3名で、各自10分の持ち時間で発表が行われました。ナリサラさんは所属するチュラロンコン大学構内でプラスチックカップが使い捨てで膨大な量のゴミになっていることに着目し、大学生にマイボトルを普及させる活動を、臼杵さんは中国の内モンゴルでの砂漠化抑制のためのプロジェクトを、スジャータさんはバンコク市内のインド人コミュニティの子供たちに対する環境啓発活動事業の計画をそれぞれ発表しました。その後、プログラムのコーディネーターを務めた高野孝子氏から、その他の参加学生数名に体験学習での成果に対する質問などが行われました。
最後のセッションは3名のパネラーを迎えたパネルディスカッションでした。パネラーは森川高行名古屋大学大学院教授、国連大学高等研究所いしかわ・かなざわオペレーティング・ユニット所長あん・まくどなるど氏、赤池学氏で、モデレーターは日本環境教育フォーラムの岡島理事長が務めました。森川氏から環境に優しい交通社会について10分程度発表が行われ、あん・まくどなるど氏からは、日本の伝統の中で失われたものを調査してきたことをもとに、自然界で暮らす私たちがどのように負荷を減らすべきかを考えていると発表がありました。赤池氏は「粋(いき)」に基づくライフスタイルの重要性を強調しました。
学生たちに対しては、あん・まくどなるど氏からはフィールドに行くことの大切さが強調され、森川氏は人と会うことで自分が開発されることを説き、ストレスや人と会うことを嫌がったり、「KY」と言われることを恐れずに、人と会うようにして欲しいというアドバイスが送られました。 最後に岡島氏からは、環境をやっている人はオタク扱いされがちだが、一番大切なことをやっていると自負して欲しいと激励の言葉がありました。
タイと日本の学生合計24名が参加して行われた"DENSO YOUTH for EARTH Action~新・地球人プロジェクト~の2008年度の事業はこれで終了致しましたが、来年以降もプログラム内容の改善を図りながら実施していきます。
- 新・地球人フォーラム~持続可能な社会へのメッセージ~
- 活動報告会・フェアウェルパーティー
- アクションプラン作成〜持続可能な社会に向けて自分ができること
- 企業の環境への取組み:流通、食
- 企業の環境への取組み:環境に優しい未来のクルマ社会
- 都市型環境共生:ゴミと干潟の日
- 釧路湿原でのプログラム 3
- 釧路湿原でのプログラム 2
- 釧路湿原でのプログラム1
- 釧路空港到着!
- 日本での事前研修


